日本の大学を卒業後、総合商社で約3年半就業。その後、ワーキングホリデーでカナダへ渡航。現地でインターンシップを経験し、帰国後は希望の営業職で、大手メーカーに就職。
海外営業職を希望しているものの、これまで営業経験がないことから、まずは営業経験を積むことが先決だと考え、日本の企業で営業職のキャリアを積み、その後に海外営業職にチャレンジし、海外への駐在を希望されています。
K.Kさんの就業先は、日本の大手家具・物置のメーカーです。主に家庭、オフィス用の家具(机、椅子など)や倉庫などの製造や販売を行っています。K.Kさんは、当初から希望していた営業職をゲットできました。今後K.Kさんは営業経験を着実に積み、将来的には海外進出へ挑戦することでしょう。K.Kさんの今後の活躍がとても楽しみです。
最後にK.Kさんより、これから海外へ挑戦する人たちへ向け、熱いメッセージをもらいました。
「渡航の目的は人それぞれですが、渡航前の準備が一番大切です。まずは自分を客観的に見て、自分を知り、その中で、目的を決め、目的を果たすための目標を設定し、日々努力してください。 そして、しっかりと準備ができてから会社や仕事を辞め、その決意を実行してください。厳しい話をしますが、企業から見れば海外の大学に行かない限り、渡航は遊びにしか 見られません。例え、現地で自分が頑張ったと認めることができたとしてもです。その為、少しでもそれを証明できるものとして、TOEICのスコアが関係してくると思います。なので、シャドウィングと発音練習を毎日行ってください。聞けない音が発音できるようになると、その音も拾うことができ、リスニング・スピーキングは一気に向上します。これは渡航前から帰国後まで続けるか続けないかで、大きく変わってきます。そして、私もそうでしたが、渡航前は自信と希望に満ち溢れていますが、世の中そんなに甘くはありません。現地でそのギャップに気がついたときは、計り知れないダメージを受けます。その為、周りに流されず、毎日努力してください。そして、その国を好きになり、楽しんでください」
さて、次に頑張るのはこれを読んでいるあなたです!K.Kさんのメッセージをぜひ海外で実践してみてください!
1つ目は、海外生活中から就活を意識した行動の足跡を残したこと。
K.Kさんは、自分の海外生活が決して遊びではないことを証明するために、インターンシップをして海外でのワーキング体験を通じ、単なる参加するだけにとどまらず、着実に仕事での成果を出すことにこだわったこと。つまり、インターン先の企業に貢献したことだ。補助的な仕事が多いインターンシップで成果を出すことは決して容易なことではない。実際に貢献したという事例は面接でも十分アピール材料になるし、人事の評価も高い。
2つ目は、エージェントの積極活用。
K.Kさんは、自己就活と並行して、エストレリータやエストレリータが提携する人材会社との三者で就職活動を行った。就職エージェントを活用することで、就活戦略を一緒に立案してくれたり、企業に提出する履歴書や職務経歴書を、人事の興味の惹く書き方に添削してくれたり、本番の面接での効果的な答え方や注意事項などいろいろアドバイスしてもらうことができ、自己就活よりも断然、効率的に就活を進めることができる点がメリットだ。
3つ目は、目に見える形でのハイスコアでの語学力の証明(TOEIC取得)にこだわったこと。
多くの留学生やワーキングホリデー参加者たちは、なぜか語学力証明試験を受験しないで帰国する人が多い。中には実際の語学力と試験のスコアは必ずしも一致しないと考える人もいる。しかし、そうはいっても現実に多くの企業があなたの語学力を測るのはやはり語学力検定試験だ。いくら面接で語学力があると言葉のみで主張したとしても、一方で語学力検定試験のハイスコアを持っている人と比較した場合、圧倒的に後者のほうに軍配が上がる。前者は説得力で劣ってしまうのが現状だ。K.Kさんはそのあたりの企業側の視点の事情をよく理解し、ハイスコアを残そうと、わざわざTOEICのスコアを上げるためのスクールにも通うほど徹底していたのが勝因と言える。