第006回:「大人気のJapanese Food!料理に関して英語で話そう!」
日本食は海外でもとても人気があります。人から「これってどうやって作るの?」「これは何?」など、日本食について聞かれることもしばしばありました。ホストファミリーに日本食を作ってあげて何の料理かを説明したり、友達と一緒にご飯を作ったりしたこともあります。「野菜とお魚を醤油で味付けして煮込んで、・・・味付けって英語でなんて言うんだっけ?」「レンジでお肉を解凍して、食べやすい大きさに切って・・・解凍?レンジでチンは英語で何??」と簡単な会話なのに、言えないことがたくさんでびっくりしました。今回はそんな料理に関する英語表現をご紹介したいと思います。
【カレーの作り方】
- A: Can you pass me the ladle there, please?(ちょっとそこのおたま取ってくれる?)
- B: Sure, it smells so nice. What are you cooking?
(はい、どうぞ。いいにおいがするね。何作ってるの?)
- A: I am cooking Japanese curry(日本のカレーだよ。)
- B: How do you make it?(どうやって作るの?)
- A: First, prepare sliced onions, diced potato and carrots, and also meat.
Fry the meat in the oil until golden. Add vegetables and fry them together and then add water.
Put curry sauce when it’s boiled and simmer on low heat. Don’t forget to stir sometimes!
(まず、スライスした玉ねぎ、さいのめに切ったじゃがいもとにんじん、それとお肉を用意して。油でお肉を色がつくまで炒めて、野菜を加えて一緒に炒める。それから、水を加えて沸騰したら、カレーソースを入れて弱火でことこと煮る。時々かき混ぜるのを忘れないで。)
- B: Sounds easy. I will try tomorrow.
(簡単そうだね。明日作ってみようかな。)
- A: I am cooking a lot, would you like to join?(たくさん作ってるから、一緒に食べない?)
まず、調理器具の名前が英語で言えずに苦労しました。「こんなの学校で習わない!でも必要な単語だな~」と実感しました。いくつかご紹介しますね。
- Pan(sauce pan):鍋(深いもの)
- Frying pan:フライパン(発音がFlying panにならないように注意!)
- Ladle:おたま
- Turner:フライ返し
- Cutting board:まな板
- Rice cooker:炊飯器
- Microwave:電子レンジ
また、調理方法にも色々ありますね。「焼く(bake)、炒める(fry)、茹でる(boil)、蒸す(steam)、揚げる(deep-fry)」など。スーパーに行くとソースやインスタント食品のパッケージの後ろにはたいてい作り方が書いてあります。その作り方の中には「stir(かき混ぜる)」「simmer(ことこと煮る)」「pour(そそぐ)」など、あまり聞いたことのない表現もたくさんあり、じっくり読むと勉強になりますよ。
【電子レンジ】
- A: What are you having for dinner?(今日の夕飯は何にするの?)
- B: I don’t feel like cooking tonight. I will just heat the leftover in the microwave.
(今日は料理する気分じゃないから、ただ残りものをレンジで温めて食べるよ。)
- A: Would you like to eat out with me?(一緒に外に食べにいかない?)
- B: Well, I don’t think so…I have to finish the leftover. It will go bad soon and I don’t want to waste it.
(うーん、やめておくよ。残り物を食べきらないと、すぐに悪くなるし、無駄にしたくないしね。)
- A: Then I will just have frozen pizza or something at home too…
(それなら、私も家で冷凍のピザか何か食べようかな…)
「~を電子レンジであたためる」は「heat ~ in the microwave」と言います。簡単に「microwave ~」とも言います。日本語で言うと「レンジでチンする」という感覚ですね。ちなみに「冷凍食品」は「frozen food」、「解凍する」は「defrost」です。「defrost it in the microwave」は「電子レンジで解凍する」という意味です。
「残り物」は「leftover」。「I will make something with leftovers.」「残りもので何か作るよ。」というふうに使えます。
また、「I don’ t feel like ~」も「~する気分じゃない」便利な表現です。「I don’ feel like going out tonight.」「今夜は出かける気分じゃない。」や、「I don’t feel like drinking」「飲みたい気分じゃないな。」など、誘いをやんわりと断るときにも使えます。
その他にも使える表現をご紹介します。
- The soup is thick / thin.(スープはとろみがある / 水っぽい)
- This chicken is not cooked.(このチキン、中まで火が通ってない。)
- On high heat / medium heat / low heat(強火で / 中火 / 弱火)
- Bite-size(一口大)
留学先では、様々な国の料理に触れるチャンスがたくさん。それに、食べ物の話は万国共通で盛り上がる話題でもあります。留学前に日本で普段食べているような日本食を作れるように練習して、現地で紹介してもいいですね。私の経験では、海外で評判がよかった料理はカレーとお好み焼き、カツ丼です!
次回は「お疲れ様を英語で言うと?」英語にしづらい日本語の表現をご紹介します。
PROFILE
大学在学中に1年間オーストラリアの大学へ留学。その後、英会話学校へ就職し、社会人を経験したのちに再度ワーキングホリデーで渡豪。帰国後、留学カウンセラーとして、たくさんの留学生の応援をしてきました。現在はエストレリータ所属。
留学中に現地で学んだ使える英語表現をご紹介していきたいと思います!みなさんの留学を少しでも楽しいものにできれば嬉しいです!