第005回:「テレビ・映画の感想を英語で話そう!」
留学中、友達と映画を観に行く、一緒に住んでいるホストファミリーやフラットメイトと一緒にテレビを観る、ということがありますね。たいてい、映画は観終わった後にその映画の感想を言い合ったり、だれかに「その映画どうだった?」と聞かれたりします。テレビも観ながらタレントさんやドラマの内容について、あれこれとおしゃべりしたくなります。今回はこんなときに役に立つ表現を二人の会話を通して少しご紹介しますね。
【映画】
- A: What did you think of the movie?(その映画どうだった?)
- B: It was much better than I expected !
(思っていたより、ずっとよかった!)
- The actress who played the heroine was fantastic.(ヒロインだった女優が素晴らしかったよ。)
- It was a moving story, I cried at the end of the movie.
(感動的な話で、ラストシーンで泣いちゃった。)
- Also, I enjoyed the special effects in the movie. The movie was full of exciting scenes. Especially, the scene of the car chase was thrilling!
(それに、映画の特殊効果もすごかった。ドキドキするシーンがいっぱいで、特にカーチェイスのシーンはスリルがあったよ!)
- A: Do you think it’s worth going to the cinema?
(映画館で観る価値ある?)
- B:Absolutely !
(絶対観たほうがいいよ!)
「映画どうだった?」と聞かれたら、たいてい「おもしろかった / まあまあ / つまらなかった」という感想がでてきますよね。それぞれを英語で言うとどんな表現があるかご紹介します。
おもしろかった
- It was amazing.
(驚くほどすばらしかった。)
- It was fantastic.
(とてもすばらしかった。)
- It was funny.
((コメディなど)おもしろかった。)
- I loved it !
(とても気に入った。)
まあまあ
- It was OK.(まあまあだね。)
- It was not too bad.(悪くはないよ。)
つまらなかった
- It was a boring movie.(つまらない映画だった。)
- It was worse than I expected.(期待していたほどではなかった。)
- I was a stupid movie.(ばかばかしい映画だった。)
- That was trash !(駄作!)
amazingやfantasticは欧米人が好んでよく使う褒め言葉です。ポイントは感情を込めて言うこと(笑)欧米人のようにオーバーリアクションでアクセントをつけて発音するといいですね。映画や本などの感想を英語で表現すると、いつもワンパターンな表現になってしまいがちです。ボキャブラリーを増やすために、現地で雑誌や新聞によく掲載されている本や映画のレビューを参考にすると、こんな表現もあるのか、と勉強になりますよ。
【テレビ】
- A: What are you watching?
(何見てるの?)
- B: There is nothing interesting on TV. I am just watching the drama.
(何もおもしろいテレビがやってないから、なんとなくドラマを見ていただけ。)
- (watching the drama…) I see her on TV quite often these days.
(ドラマを観ながら・・・)(この頃彼女、よくテレビにでるね。)
- I don’t like her. She always puts too much makeup. She is gross! Do you know Eric Brown?
(私彼女あまり好きじゃないなあ。いつもすごく厚化粧で、気持ち悪い!Eric Brownって知ってる?)
- A: I know his name, but I can’t picture his face.
(名前は聞いたことあるけど、顔が思いだせないな。)
- B: He appears in comedy shows often. I heard they are dating.
(よくコメディショーに出てる人なんだけど、彼女と付き合ってるらしいよ。)
- A: No way. They don’t match !
(えーっ!その二人、なんだかつりあわないよ。)
「gross」(グロゥスと発音します。)はよく使うくだけた口語表現です。見ていて気分が悪くなるようなシーン、例えばホラー映画のグロテスクなシーン、バラエティ番組でタレントが珍しいものを食べているシーン等など・・・「That’s gross !」
また、「can’t picture one’s face」という表現は「顔が思い出せない」という状況で使えます。逆に、「can’t remember one’s name」は「名前が思い出せない」です。「I can picture her face, but I can’t remember her name !」(彼女の顔は思い浮かぶんだけど、名前が思い出せない!)
留学すると、ひとつの家に何人かの留学生と暮らすことがよくあります。普段なかなか話かけづらいハウスメイトと会話のきっかけをつかむにはテレビが役に立ちますよ。テレビを囲んで好きなタレントの話、それぞれの国のテレビや芸能に関する話題などを話し合ってみると楽しいかもしれません。
次回は「大人気のJapanese Food!料理に関して英語で話そう!」です。
PROFILE
大学在学中に1年間オーストラリアの大学へ留学。その後、英会話学校へ就職し、社会人を経験したのちに再度ワーキングホリデーで渡豪。帰国後、留学カウンセラーとして、たくさんの留学生の応援をしてきました。現在はエストレリータ所属。
留学中に現地で学んだ使える英語表現をご紹介していきたいと思います!みなさんの留学を少しでも楽しいものにできれば嬉しいです!