留学生活が始まると、たくさんの出会いがありますね。人と仲良くなりたいときは日本も外国も関係ありません。同じ時を過ごして、お互いのことを話しながら少しずつ距離が縮まっていきます。その中で一緒に食事をしたり、お茶をしたりする機会もあります。今回はそんなとき、レストランやカフェでよく使う表現をご紹介したいと思います。
まずは思い切って、自分から相手を食事に誘いましょう!語学学校のランチタイムでも、アルバイトが終わった後にお茶に誘うのでも構いません。
ちなみに、※のついた表現は「lunch」を「coffee」に代えると「お茶しよう」、「drink」に代えると「飲みに行こう」という意味になります。
次は実際にお店に行ったときのやりとりをご紹介します。
まず、お店に入るとテーブルについて店員さんが注文を取りに来てくれるtable serviceなのか、自分で先に注文、支払いをしてから席につくcounter serviceなのか確認しましょう。もし、table serviceであれば、「table for ○」(○人のテーブルは空いていますか?)と聞いて案内された席につきます。
注文するときには「Can I have~?」「~,please」(~をください。)と簡単ですね。例えば、「Orange Juice!」や「Chicken sandwiches」とほしいものを単語で伝えるのは店員さんにも失礼ですし、子供っぽく聞こえるので、必ず「please」などを付け加えてくださいね。
人が食べているものってとてもおいしそうに見えます。そんなとき、「ちょっとちょうだい?」と言いたくなりますね。「Can I have a bite / taste?」は便利な表現です。ただ、気をつけたいのが、文化によっては、人食べているものを少しもらうということがとてもお行儀の悪いとされるときもあります。
最後、支払い時に忘れてはいけないこと、それは「Thank you」の一言ですね!欧米では日本のように「お客様は神様です」という概念はあまりありません。買う方も売る方も対等です。ですので、必ず最後に「ありがとう」と伝えましょう。これはコーヒーショップでコーヒーを買うときも、コンビニで水を買うときも同じです。何か受け取ったら「Thank you」を忘れずに!
私は留学中、レストランでウエイトレスのアルバイトをしていました。ある時、私の対応にお客様が満足されず、そのお客様はホールを仕切っていた香港人のオーナーにクレームをつけたのです。その時にオーナーは「私は彼女を信用しているし、彼女のやったことは間違っていない。もし、これ以上、不当なクレームをつけるのであれば、もう帰ってください。お金は要りません。もうニ度とこなくて結構です。」と言い返してくれました。日本だったら、この対応は考えられないと思いました。食べる方と提供する方、どちらもルールを守って、お互い感謝の気持ちを持ち、同じ空間、時間を気持ちよく過ごすという対等な姿勢から生まれるものだと感じました。話がずれましたが・・・その他、私がよく使っていた表現をご紹介します。
外国でレストランに行くと見慣れないものや食べ慣れない料理がたくさんありますね。一緒に友達を誘って、自分や相手の国の食文化や家庭の味についておしゃべりしながら色々挑戦してください!
次回は「ぶらぶらウインドウショッピング!」買い物をするときに使える表現をご紹介します!
Name | チハル |
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大学在学中に1年間オーストラリアの大学へ留学。その後、英会話学校へ就職し、社会人を経験したのちに再度ワーキングホリデーで渡豪。帰国後、留学カウンセラーとして、たくさんの留学生の応援をしてきました。現在はエストレリータ所属。
留学中に現地で学んだ使える英語表現をご紹介していきたいと思います!みなさんの留学を少しでも楽しいものにできれば嬉しいです!