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ゆっきー先生の「留学の夢かなえます講座」

ゆっきー先生の「留学の夢かなえます講座」

第066回:どうして留学するの?

こんにちは!ゆっきーです。

すでにご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、
ビジネス雑誌「プレジデント」2011年4月18日号で、「英語と就職、出世、お金」と題し、特集が組まれていましたね。語学力が現在の企業でどのように評価されているのかや、企業内での昇進・昇格にどのように関わってくるのかなど、留学生なら知っておきたい必読の内容が満載でした。

バックナンバーでも購入できると思いますので、まだご覧になっていない方はぜひ一読されることをお勧めします!

さて、今回のお話は、これからお子さんを留学させたいとお考えの親御さんをはじめ、高校、大学留学、語学留学、ワーキングホリデーを予定している人にも知って欲しい内容です。

誰でも留学するには、何かしらの目的があるはずです。たとえば、外国の文化を学ぶ、外国語をマスターする、海外の学校を卒業する、あるいは、学位や資格をとる・・・などなど。つまり、「留学する」ということは、自分にとって、前向きでありプラスになる良い体験をするために行く、と考えられていますね。

では、ここで質問です。

自分にとってプラスになる良い体験とは、どんな体験を指すのでしょうか?
多くの人が考える「良い体験」とは、留学中、トラブルや問題もなく目標を達成することだと思います。いかがでしょうか。

しかし、残念ながら、「トラブルや問題もなく」という部分は幻想だと言えるかもしれません。私たちは日本にいても、大なり小なり何かしらトラブルや問題が生じているのではないでしょうか。仕事関係であったり、人間関係であったり。言葉も通じ、習慣もほぼ同じで住み慣れている日本でさえです。ましてや、言葉も生活習慣も違う外国となると、今以上にいろいろなことがあるのが容易に予想できるのではないでしょうか。

でも、自分の留学に当てはめた場合、そのことをすっかり忘れてしまう人が多いのです。一般的に言えることは、海外での生活は、慣れるまでは、今よりも、間違いなく不便で住みづらいということです。言葉の問題、食べ物の違い、習慣の違いなどがあるためです。つまり、外国で暮らすということは、これらのハンディが加わるということです。当たり前のことのようですが、重要ですので、しっかり認識しておいてくださいね。

留学先では、何かがあって当たり前だ!」というくらいの気構えが必要です。

実は、このような認識をもって留学をするか、しないかで現地での適応速度が変わってくるのですよ。ここまで書くと、「そんな思いまでして、留学をする価値があるのか?」という質問がきそうですね(笑)。

はい。メチャクチャあるんです。それを次回に述べてみたいと思います。

次回へ続く・・・・

ゆっきーでした!

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PROFILE

Name 本橋幸夫

東京生まれ。
大学卒業後、ファイナンス会社入社。その後渡米し、帰国後、世界最大級の国際教育機関に11年間勤務。その後独立し留学コンサルティング会社を設立する。現在は、留学生向け就職支援研修会社である株式会社エストレリータに所属。これまで、しばしば新聞や雑誌等マスコミに取り上げられ、3,000名を超える留学生やワーホリメーカーに接し、留学生や企業向けに「留学」をテーマに講演・セミナーを行なう。NPO法人留学協会では、RCA海外留学アドバイザー認定試験対策講座の講師、ならびに同試験の面接官を務める。また、現在、日本認定カウンセラー協会(JACSAC)の役員を務める。総合旅行業務取扱管理者。

<著書>
「語学留学指南」(本橋幸夫著:ナカニシヤ出版)
「語学留学を10倍成功させる秘訣」小冊子