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ゆっきー先生の「留学の夢かなえます講座」

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海外へ持っていきたい発想法

こんにちは。ゆっきーです!

世の中のすべてが常に変化してますね。モノでも、組織でも、人間関係でも、です。物事は常に変化しています。

普段、私達はそんな当たり前のことを忘れがちです。これを忘れてしまうと、誰でも苦悩が始まります。「こんなはずではなかった」とか「以前と違う」などなど。過去と現在とのギャップに苦しむのです。

でも、そのギャップがあって当たり前なのです。同じ状況がいつまでも続くことなんてあり得ないからです。もちろん、それが自分にとって都合がいいことでも、悪いと思えることでも一緒です。ですから、良いこと、悪いことを含め、過去は過去として引きずらないほうがいいと思います。

常に“今、新たに受け直す”姿勢で、目の前のモノや出来事、人間関係にあたってみてはどうでしょう?この姿勢でいると、さまざまな変化にも対応できますし、新鮮な気持ちで瞬間瞬間を楽しめるのではないでしょうか。

物事は常に変化している!

さて今回は、海外へ持っていきたい発想法のひとつをご紹介したいと思います。その前に、前回の最後に、私の“ちょっとした驚きの事実”を告白しますと書きましたね。ということで、みなさんに、その事実を告白します。

実は、私は、相手が最強な空手家でも、K-1ファイターでも、プロボクサーでも、力士でも、五分五分の確率で勝つ自信があるんです。もちろん、これは嘘でもハッタリでもありません。事実です。

さぁ、これを読んでどう思いますか?私を信じてもらえますか?きっと大概の人が、「ゆっきーめ、ついに最近の暑さで頭がおかしくなったに違いない・・」と思ったかもしれませんね。もちろん、それは半分正しいのですが、半分は違います(笑)。でも、信じようが信じまいが事実だから仕方ありません。だって本当に彼らに勝てる自信があるのですから。

ちなみに、私は、幼い頃からずっと野球だけはやってきましたが、格闘技は経験なしです。でも、勝てるのです。もちろん、武器を持たずに素手だけですよ!

今回はこんなことについてお話したいと思います(笑)。今、これを読んでいるあなたにも(もちろん、女性であっても)きっとこれを読み終わる頃には、私と同じ心境になっていることでしょう。ここまでお読み頂いた時点で、あなたが私の話を信じない人だと仮定してお話を続けますね。もちろん全員でしょうけど!

ではなぜ、あなたは、私が彼らに勝てると書いたことを信じれないのでしょう。実はここがミソなんです。この例でいうと、人は、格闘家やファイターに対して、勝てると書いたら、思考は自動的に、「格闘して・・・」という視点から考えてしまいがちですが、いかがでしょう。ですから、私が格闘家に勝てると書いても信じられないんですよね。当然です。まともに格闘で彼らと戦って勝てるわけがありません。勝てるとしたら、きっと今頃、K-1のリングの上に立っていることでしょう(笑)。いや、もうそんな年齢ではありませんが・・・(泣)

しかし、私は一言も「格闘して勝つ・・・」とは書いていませんね。前述の文章を読み返してみてください。このように書きました。

それは、私はどんな空手家でも、K-1ファイターでもプロボクサーでも、力士でも、五分五分の確率で勝つ自信があるんです。

では、私の言った「勝てる」という意味は何だったのでしょうか?私の言った「五分五分の確率で勝つ自信がある」と言ったのは実は、ジャンケンです。「っざけんな~!」と思ったあなた。まぁ、最後まで読んでくださいね。ここから先が最も大切な部分なのですから。

実は、このように、私達は、普段から、ある枠組みの中で、物事を捉えてしまう思考をしているんです。そのほうが楽だからです。考えるという行為はある意味エネルギーを消耗する行為でもあり、苦痛な作業でもあるんですね。ですから、楽をしようと無意識に思考が働き、これまでの習慣的な思考に頼る、つまり、ある枠組みに当てはめて考えようとするわけです。その結果、「格闘家たちに勝つ」という表現をすると、自動的に「格闘して勝つ」という意味で捉えてしまうんです。この話にかぎらず、こんなことって多くはないですか?

でも、その決まった枠組みで考えてしまうと、これまでの常識では考えられないことを目の前にした場合、行き詰ってしまう可能性があるんです。特に外国生活がはじまると、言葉、生活習慣、環境などがガラっと変化します。つまり、留学すると、予期しない出来事の連続なのです。すると、これまで長く住んでいた日本での習慣や環境に慣れている私達はなかなか適応しづらいことがあるんですね。なぜなら、日本の“価値感”という色眼鏡を通して物事を見てしまうからです。ですから、予期しない出来事の連続でもある外国生活に上手く適応するためには、なるべく普段から発想を柔軟にしておく癖をつけておくことが大切です。

そこで次回は、発想を柔軟にするクイズも交えながら、この話の核心部分に迫りたいと思います。(次回に続く・・・)

ゆっきーでした!

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PROFILE

Name 本橋幸夫

東京生まれ。
大学卒業後、ファイナンス会社入社。その後渡米し、帰国後、世界最大級の国際教育機関に11年間勤務。その後独立し留学コンサルティング会社を設立する。現在は、留学生向け就職支援研修会社である株式会社エストレリータに所属。これまで、しばしば新聞や雑誌等マスコミに取り上げられ、3,000名を超える留学生やワーホリメーカーに接し、留学生や企業向けに「留学」をテーマに講演・セミナーを行なう。NPO法人留学協会では、RCA海外留学アドバイザー認定試験対策講座の講師、ならびに同試験の面接官を務める。また、現在、日本認定カウンセラー協会(JACSAC)の役員を務める。総合旅行業務取扱管理者。

<著書>
「語学留学指南」(本橋幸夫著:ナカニシヤ出版)
「語学留学を10倍成功させる秘訣」小冊子