ゆっきー先生の「留学の夢かなえます講座」
留学と国内の英会話スクール、上達が早いのはどっち？
こんにちは。ゆっきーです！
日頃、人は愚痴を言っている自分に気づくと、「あ、また愚痴ってしまった」と後悔します。でも、物事に対するひとつの反応ですから、別に愚痴を言うこと自体は悪いことではないように思います。愚痴りたいとき、思いきり愚痴ってみることも時には必要なことかもしれません。かと言って、しょっちゅう愚痴ってばかりいたら、周りのひとからそのうち敬遠されて しまうかもしれないでしょう。
愚痴りたくないのに愚痴ってしまう方にある言葉をご紹介します。
「すべてあなたにとってちょうどいい」という言葉です。
これはお釈迦さまの言葉だそうです。つまり、親も、夫も、妻も、子供も、兄弟も、会社も、同僚も、上司も、部下も、友人も、仕事も、すべて自分にとってちょうどいい仲間が、状況が自分の周りを取り囲んでいる、ということです。
ですから、何か愚痴を言ってたとしても、それは自分にとって、ちょうどいい、ふさわしい相手なんですね。つまり自分自身がその程度ということなんです。厳しい～！
でもなんとなく正解のような気がします。これを知ったら、愚痴れませんよね。（笑）愚痴れば愚痴るほど、自分自身のレベルを下げているわけですから・・・
自分が愚痴らないようになれば、周りの環境も変わってくるかもしれません。
「すべてはあなたにとってちょうどいい」
ちなみに私は、これで発想の軌道修正をよくします。
さて、今回は、英語の上達をより早めるために、留学をすべきか、英会話スクールに通うべきか、どちらが良いでしょうか、というお話しをしたいと思います。きっと、同じことで悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
まぁ、留学エージェントのカウンセラーに聞けば、きっと「留学に決まっているじゃないですか！」と一言で終わる場面かもしれませんね（笑）。確かにそんな面も一理はあります。ところが、私の回答は、すこし異なります。
今回のご質問内容は、実はとてもコアな部分ですので、枝葉ではなく、根っ子の部分もお話したいと思います。そのため、回答が長くなりますが、どうぞお付き合いくださいね。
ここでは、このご質問に対する“考え方のヒント”をお伝えしましょう。考え方（根っ子）さえ掴んでしまえば、これからいろんな疑問などが生じた際にも応用が利くからです。
では、はじめましょう。
まず、これを読んでくださっているすべての方にもお伝えしたいのですが、実際、2年、3年留学、海外生活しても、一向に英語（あるいは、その国の言語）を話せない人もいるという事実を、まずは知って欲しいのです。
これは何を意味するかというと、英語を流暢にするためには、必ずしも万人にとって、留学だけがベストの方法ではない、ということです。
私は、これまで多くの相談を受けてきましたが、英語の上達をより早く実現させたいという方に対して、「英語を早く上達させたいのであれば、留学したほうが早いですよ！」という言い方はしたことはないんですね。その理由は、多くの留学生の実態を見てきているからです。
もちろん、留学すれば、24時間英語漬けの環境に入れるというメリットもあることは事実です。これはとても大きなメリットではあります。（でも、そのメリットを十分に使いこなしている人は、実に少ないのが現状ですが・・・）
しかし、英語上達の早さ（スピード）に関していうと、
- その本人が、どれくらい強く、英語を上達させたいと”本気”で考えているか、
という意志や決意の強さ。 - 英語を学ぶ上での明確な目的を持っているか。
という点のほうが、留学するか、英会話スクールに通うかよりも、むしろ直接的に語学上達の早さ（スピード）に影響してくると考えております。
実は、留学しても語学の上達に時間がかかってしまう人には共通点があるんです。
（続く・・・・・）
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PROFILE
| Name | 本橋幸夫 |
|---|
東京生まれ。
大学卒業後、ファイナンス会社入社。その後渡米し、帰国後、世界最大級の国際教育機関に11年間勤務。その後独立し留学コンサルティング会社を設立する。現在は、留学生向け就職支援研修会社である株式会社エストレリータに所属。これまで、しばしば新聞や雑誌等マスコミに取り上げられ、3,000名を超える留学生やワーホリメーカーに接し、留学生や企業向けに「留学」をテーマに講演・セミナーを行なう。NPO法人留学協会では、RCA海外留学アドバイザー認定試験対策講座の講師、ならびに同試験の面接官を務める。また、現在、日本認定カウンセラー協会(JACSAC)の役員を務める。総合旅行業務取扱管理者。
＜著書＞
「語学留学指南」（本橋幸夫著：ナカニシヤ出版）
「語学留学を10倍成功させる秘訣」小冊子