VOICE

渡航者座談会 / 第3回:横浜座談会

青木

私はオーロラを見てきたいです。あと、オリンピックがありますから、何か関われれば良いと思っていますね。ボランティアは二次募集終わっちゃいましたけど……何か。見に行くだけでも良いから触れたいです。なかなか見に行けないじゃないですか。あとは、向こうの花屋さんで仕事してみたいな、とも思います。

須藤

特殊な仕事をしている人と出会いたいですね。例えば私はハワイアンジュエリーが好きなので、そういう工房で働いている人と知り合いになったりとか……日本に帰ってきてからもしそういう仕事がしたい、って思ったら、そのときに連絡できるような縁ができるといいなって思います。だから、出発までの間にあらかじめそういう人がどこに居るのか、どこを尋ねればいいのか、ある程度調べるなり準備はしておこうと思いますけど。

万澤

英語力アップが目的だったので、普通に向こうで生活できるくらいにはなりたいです。それともう一つ、今後のために情報収集したいっていうのがありますね。実はわたし、ヨーロッパ系の航空会社で働きたいっていう夢かあるんですよ。実際に日本人で働いている人も居るんですけど、どうやって入り込んだのかすごく気になって。行きと帰りの飛行機でクルーと仲良くなったり、向こうにいる間もいろんな空港を見て回ったり、インターンシップの有無とか、直接その会社にアタックするのも手かな……。とにかく情報収集したいです。

なるほど。では、それらを踏まえた、将来の夢は何ですか?

須藤

やりたいときに仕事して、そうではないときには仕事をしたくないので、自分のお店を持ちたいですね。今の話しの流れで行くとハワイアンジュエリーとか、それ以外でも、例えば今後は英語ができるようになるわけですから、海外旅行に行ったときに、良いなと思った洋服を買い付けてきて売ることだってできると思うんです。昼は雑貨屋さんで夜は友達を呼べるバー、暇な日はパソコンに向かって図面を描きながらお客さんにお茶出して……そういうことをしてみたいです。私の場合、パソコンとネットがあればどこでも仕事できるので、ビーチで仕事なんてのも良いと思いますね。

仙田

私も自分のお店を持ちたいです。カジュアルで、トレンディだけど長く使ってもらえるような、そういう服を集めたお店を日本で開きたいなと思います。

青木

まだ漠然としか浮かんでないんですけど……子供に英語を教えるっていうのには興味がありますね。花屋さんは長くやるには体力的にちょっとキツイので(苦笑)

万澤

さっきからお話ししているように、外国人クルーと一緒に飛行機に乗って仕事をしたい、というのもありますけど、そこに絞りすぎないようにはしたいですね。もし向こうに行って運良く現地の職場に接触できたとき、ひょっとしたらそれまで見えてなかった向こうの会社の良くない部分とかが見えた来たり、逆に日本の航空会社の良さを再認識できるかもしれないじゃないですか。そのあたりはあるていど柔軟に構えていようと思います。あと、わたし機内で配られるアメニティとかグッズにも興味があるので、ああいうのを考える仕事に就けても楽しそうだな、と思ってます。まあ、共通して言えるのは、飛行機とか航空サービスに関わる仕事っていうところですかね。

荻野

うーん、なんだろう……例えばスーツ着て、外人と英語で交渉してたらカッコイイと思いますね。でも、カッコイイっていうだけで、何にもないですけど。

エストレリータスタッフ

いえ、「カッコイイ」とか「良いな」っていうプラスのイメージって大切なんですよ。有名人でも芸能人でも、あの人良いなっていう憧れを抱くと、必ずその人に近づきたいっていう思いを抱きますよね。目標を立てるのに、憧れからスタートするっていうのもアリなんですよ。

ひとつ、今後の皆さんの目標を実現する上でヒントとなることをお話ししておきます。“これから何かをしようと思うこと”の中には、タラ、タイ、マスという三つの魚が隠れています。ところが、タラやタイという言葉ばかりを口にしていると、願望で終わってしまって、実現に移せなくなってしまうんです。

例えば、ある人があなたにプロポーズするとします。これから言う中で一番「この人とだったら結婚しても良いかな」と思うものはどれでしょう?

  • 「できたらあなたを幸せにしようかと……」
  • 「あなたを幸せにしたいと思います」
  • 「あなたを幸せにします」

どうですか? 「○○しマス」と言いきった人に、一番パワーを感じませんか? もし皆さんが本当に叶えたい目標があるなら、○○したい、ではなく必ず「○○しマス」って、言いきって下さい。そうすれば、あなた自身も前に進める力が出ますし、あなたを取り巻く周りの人も、力になってくれるかもしれません。