VOICE

渡航者座談会 / 第3回:横浜座談会

ご家族やご友人の反応はいかがでしたか?

荻野

友達は「え、まじで? 就職活動しないの? なんで?」みたいな。みんな勉強して院に行ったり就活してたんで。ぼくも最初は院に入ろうと思ったんですけどね、やっぱこの道違うなって思ったので、人から何と言われようと辞めよう、行っちゃえって……。まあでも止められることはなかったですね。

青木

父親は反対しました。「この不況に何考えてんだ」って猛反対。仕事のこととか、結婚のこととかどうするんだ、って。でも母親は「やりたいんだったらやれば」って背中を押してくれましたね。

万澤

私の場合、親は大丈夫でしたし、友達も止める人は居なかったです。職場の人も「じゃあ遊びに行くから、頑張っておいで」って温かく送り出してくれました。帰国後の就職がちょっと心配でしたけど、私、もともと景気が良いときに就職活動をしたのに大変だったので、結局は自分次第かなって。

須藤

私は就職し始めたあたりから、考え方が合わないと「私辞めます」みたいな生き方をしてきたので、周りの反応は「またか」みたいな(笑)。親も「あんたお金あんの?」くらいしか言いませんでしたね。

仙田

わたしが決意したキッカケって、父親に「状況とか変えたいなら例えば留学でもしてみれば?」って言ったのが元だったんですよ。だからそんなに驚いてはいませんでしたね。まあ、ポロッと言っちゃったみたいで、まさか本当に行くとは思っていなかったみたいですけど(笑)。

現時点で不安に感じていることって?

須藤

何が不安なのか正直分からなくて。語学だったり、一人暮らしをしたことがないのにルームシェアをしようとしていたり、違う生活をすることが不安なのかもしれないですが……前にパリに旅行に行ったとき、英語もフランス語もできないのにどうにかなったので、今回もなんとかなるかな、ってわりと楽観的に考えちゃってるんですよね。ハワイだと日本人多そうだからホームシックにならなそうだし。楽しみに行くのに不安なこと考えたらやっぱちょっと厭じゃないですか。

青木

なんか考えると不安になって来ちゃうんですよね。未知の世界だし、言葉の不安もあるし、そもそも勉強についていけるのかってすごい不安だし。帰ってきてからのことなんか、何も考えてないですよ。親に「帰国後はどうするの」ってよく聞かれるんですけど、何も考えてない……。ていうか、あと3週間弱なんですけど、何を準備したら良いかわからなくて用意も進んでないし、ほんとわからないことだらけ、不安だらけで(汗)

仙田

基本的にすごい心配性なんですけど、漠然としてて、具体的に何が不安って言うと、不安が余り無いことが不安なんですよね(笑)。良いイメージばかり膨らませて、考えないようにしているのもありますけど、今この時点で不安がないっていうのは逆に怖くて、行ってもし何かあったときに上手く対処できるのかなって……。

荻野

ぼくの場合、もう何が何だかわかんないですね(笑)。何せ未知の生活過ぎて。ぼく、実家が静岡なんですけど、海外行くのって大学の時に東京に出てきたのとはちょっと違うなっていうか……って、わかりにくいですね(苦笑)

エストレリータスタッフ

わかりにくい(笑)

万澤

んー、私は海外に行くことっていうよりイギリスに行くっていうので心配事はありますね。特にお風呂と美容院と料理は不安です。なんかイギリスって有名な料理がないとか美味しくないっていうし、お風呂はシャワーばっかで湯船に浸かれないとか、美容院だったら日本の美容師さんの方が実は上手いとかって聞くし……結構現実的すぎる不安ばっかりなんですけど(笑)

エストレリータスタッフ

なるほど。心配事は皆さん様々なんですね。