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メリット・デメリット/留学・語学留学

留学・語学留学のメリット

留学最大のメリットは、何と言っても語学力の向上です。留学生として現地に赴くわけですから、通える学校は多彩。語学学校以外にも、各種専門学校や大学、大学院へ進学することも可能です。

滞在中は基本的に英語をしゃべらざるを得ないことに代わりはありませんが、留学は語学の習得を前提にしていますから、全然英語がニガテ、という人も安心して渡航できる受け入れ体制が整っています。短期間でネイティブ並みの語学力を習得したい人には最善の方法と言えるでしょう。一定以上の成績を収めれば、1年以上の長期滞在も認められますから、勉強が楽しくなってきたら、さらなる高みを目指すこともできます。

留学体験は、帰国後、英語を活用する業種や業界で評価される場合が多く、語学を活かした仕事を探す上で、就職活動が有利になるでしょう。

留学・語学留学のデメリット

労働に制限が掛かることが挙げられます。労働に制約が掛かることにより、ビザ取得時も、当面働かずに済む貯金残高(200~300万円)がなければ申請が降りないというハードルの高さもあります。

それから、成績が悪かった場合などには滞在期間が短縮されてしまう場合があります。そのため、観光や遊びを重視したい人には向いておらず、あくまで勉学が最優先、という人に適した道だと言えるでしょう。

近年、就職で留学経験がさほど評価されない、といった声を聞くことが増えました。でも、それはケースバイケース。メリットでも書いたように、英語を活かした仕事に就く場合には良いアピール材料になるでしょうが、無目的・無計画に留学をしたり、その体験を全く活かせないような仕事に就こうとすれば、留学期間がただのブランクと見なされてしまうケースもあります。

ですが、現在、日本では外資系企業や外国人労働者が増加しています。そうした場面で柔軟に対応し、日本人と外国人の橋渡し役を担えるのは、海外生活のある留学経験者。英語を活かす仕事や語学・翻訳系の専門分野ではもちろん、外国人と接する機会の多い環境では、日常業務が活躍の場所。今後は幅広いシーンで海外生活経験者が求められる時代だと言われています。