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海外生活虎の巻/渡航中/盗難・紛失に遭った際の対処法

ただでさえ貴重品を取られて落ち込むのに、ここは慣れない国、言葉もまだ思うように通じない場所。もしものことが起きてしまったら、そのときは慌てず、下記の方法で対処してみましょう。

前回分にも書きましたが、パスポートもトラベラーズチェックもクレジットカードも、番号や有効期限などの情報を予めメモしておくと、上記のように関係各所へ連絡を入れる際、とてもスムーズです。多少面倒な作業ですが、時間がない人もコピーは必ず取っておくことをオススメします。

クレジットカード(やキャッシュカード)の盗難・紛失

クレジットやキャッシュカードは口座直結なだけに、無いことに気がついたら即止めるよう心掛けましょう。全財産を失うわけにはいきません。

カード会社(銀行)に連絡する。
盗まれたあと不正使用されないよう、国内にいるとき同様、カード会社に連絡して止めて貰いましょう。
警察に届ける。
現地警察へ被害を届けるとともに、万が一不正使用された場合に備え、紛失・盗難証明書を発行してもらいましょう。
カード会社(銀行)からカードが再発行される(即日~数日)。
トラベラーズチェックの紛失・盗難

トラベラーズチェックはスキミングや偽造といったカード犯罪とは無縁。本人サインをしなければならないため、盗まれても被害額ゼロという例がたくさんあります。

販売元の銀行または発行元のカード会社(リファンドセンターなど)に連絡
連絡先は発行時に渡された証明書を確認すれば載っているはず。まずは半は芋とまたは発行元の指示を仰ぎましょう。 アメリカンエキスプレスなど、カード会社のリファンドセンターは、24時間対応。購入者控えの情報と紛失分の番号があれば、電話口でそのまま再発行の手続きができ、最寄りの取扱店で受け取ることができます。
警察に届ける。紛失・盗難証明書を発行してもらいます。
販売銀行またはその支店で再発行を申請する。
トラベラーズチェックナンバーと購入時控え、紛失・盗難証明書とパスポートを提示し、再発行手続きに進みます。この際、券種、番号、購入美、銀行店名が必要となりますから、
パスポートの紛失・盗難

パスポートが無くなってしまっても、大使館へ行けば一週間~二週間ほどで再発行を受けることができます。少しでも早く手続きできるよう、証明写真はあらかじめ予備(パスポート申請時の残りのものでも、新たに撮ったものでも構いません)を用意しておきましょう。

警察に届ける。
なによりもまず被害を届け、紛失・盗難証明書を発行してもらいます。
日本大使館にて再発行申請を受ける。
一般旅券発行申告書二通に必要事項を記入し、手数料と証明写真二枚を提出します。パスポート番号と発給年月日と発行地が必要になる場合がありますので、予め控えておき詳細は、外務省ホームページの「パスポート」をご覧下さい。
再発行
一週間~二週間で届きます。帰国のための渡航書は二~三日で発行されます。パスポートが無い間の本人確認は、予め用意しておいたパスポートのコピーで行うと良いでしょう。但し、コピーでは出入国できませんので注意して下さい。
荷物の盗難

警察で盗難証明書の発行を受けます。

航空券の紛失

航空券を無くした場合は、航空会社に連絡し、再発行を依頼します。

カード会社や銀行に電話を掛けるとき、会社によっては日本人スタッフを置いているところもあります。語学にまだ自信のない人、またはパニックで英語がうまく喋れない場合は、試しに「ジャパニーズ・スピーキング・プリーズ」と申し出てみましょう。

上記の対処法は、一部の国やカード会社などにより異なる場合があります。トラブルに遭った際は、無理に一人で動こうとせず、知人や身の回りの信頼できる人に助けを仰ぎましょう。

この他、テロや病疫などの情報は外務省ホームページの「各国・地域情勢」よりご覧になれます。