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海外生活虎の巻/帰国後/帰国後の英語力を維持するためには……

せっかく留学して喋れるようになったにもかかわらず、一年と経たないうちに忘れてしまうケースが実は意外と多いことをご存じですか?渡航先で語学力を向上・維持できたのは、語学学校に通っていたからというだけではなく、日常的に英語を使う機会に囲まれていたから。
ところが、日本に帰ってきてしまうと、たちまち英語を使う機会は激減し、気がつくと、せっかく慣れた耳も口も元に戻ってしまうと言われています。語学留学で本当に大切で、また難しいとされるのは、実は帰国後の英語力の維持・向上なのです。

意識して英語に触れる環境に身を置こう

語学力維持のためには、まず意識して英語に触れるようにすることです。探してみると、日本の中にも意外とそういう環境があるもの。

英語の番組を見る・聴く・新聞を読む
教育番組に限らず、CNNなど海外のニュース番組を見るのはとても効果的。また、英字新聞や洋書を読んだり、英語のラジオ番組や音源を通勤・通学の電車で曜日を決めて聴くという手もあります。
ネイティブスピーカーの集まる場所に行く
東京であれば六本木など、外国人の多く集まる町に繰り出したり、それ以外でもネイティブの集うバーやクラブ、英会話サークルなどに足を運ぶことで、英語のシャワーを浴びられます。最近では他のお客さんと英語で会話を楽しむことを前提に作られたカフェなどもあるようです。
外国人の友達を作る
最も効果的なのは、友人の紹介や、上記のようなスポットで外国人の友達を作ってしまうこと。これなら直接会っているとき以外でも電話やメールなど、日常的に英語を使う機会が急増します。また、友達なら、わからない文法や単語、マナーについても質問しやすいですね。
英会話スクールへ通う
帰国後に英会話スクールへ通う人は、実は意外と多いです。もちろん渡航前のような語学力の急激な向上ではなく維持自体が目的ですから、週に1回レッスンに行くだけで効果がある、という人が多いです。
外資系企業など英語を使用する仕事に就く
これができれば一番ですが、英語力を活かす仕事ともなると、それだけ高い語学力やTOEICのスコアなどが要求されることも。事務をしながら時折英語での問い合わせに応じたり、英文で書かれた書類を会議向けに翻訳したり……一般企業の中にも英語を無理なく活かせるところがありますから、自分に見合った環境を選びましょう。
維持だけでなく向上に努める

ひとえに留学に行っていた、と言っても、身に付いた語学力は人それぞれ。環境によって、正式な文法や言い回しがわからない、ビジネス英会話や公式な場での英語が喋れない……と荒削りになっているなど、個人差があるのが現状です。もしもあなたが今後英語を活かしてキャリアを積みたいと考えているのなら、早期からフォロー学習につとめ、自分の英語力をしっかり固めてしまうことが大切です。

その際は、どこから手を付けて良いのか分からない、ということにならないよう、「○○の仕事に活かすために」「就職に活かすために」「資格習得のために」と明確な目標を持つことが大切です。その場合、目標・目的別に英会話を維持・向上できる通信講座シリーズがアルクから発売されています。次のページでは、その中からオススメの教材をご紹介します。

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