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先輩メッセージ番外編

石井

「将来こうなりたい」と思うような姿になるために、日々行っている習慣があれば教えてください。

本田

その質問に答えるには、まず僕のメンターの話をしたいと思います。僕は昔はいろんなメンターを持っていたのですが、今の僕のメンターはだいたい70、80代の方たちなんです。そしてその方たちに、40代、50代をどうすべきかと聞いて、それを着実にやっています。

実は、僕は自分が今すごくいい年代に来ていると思っていて。マーケティングで、プラス25の法則と言う言葉があるんです。どういう法則かというと、「人間はその年齢からプラス25、マイナス25のことはよくわかる」という法則なんですよね。僕は今43歳なので、上は68歳まで、下は18歳の人まではだいたい感覚的にわかるんです。そういう意味で、僕が感じたり、考えたりすることは、下の世代にも上の世代にもだいたいわかりやすいんです。放送局と言う意味では、すごくいいポジションにいるんですよね。だから僕はここから、自分のやりたいことをやりながら人生を楽しく生きる技術というものを伝えたいと思っています。

そして僕が今憧れているのが、メンターの一人である竹田和平さん。彼は個人投資家で、いろんな人にいろんなものをプレゼントするのがとても得意な方なんです。そういう「旦那」という生き方に、僕はすごく憧れますね。ポンとお金を出したり、知恵を出したり。もうその人がいるだけで、周りが明るくなる……。僕もそういう人になりたいです。ある意味、今の資本主義から超越しているような部分があって、損得とかを考えない。これはみんなが楽しいからやろう、お金を出す奴がいないなら俺が出す。そういうのってカッコイイじゃないですか。だから僕も今は小旦那として、いろいろやろうとしているところです。大旦那から比べればスケールは何十分の1ですけれど、小旦那として、自分のできる経済力の範囲でやれることはやろうと思っています。たとえば1000人の講演会を無料でするとか。若い頃はそんなお金は出せなかったけど、今ならできるわけですし。そうやって出せる人が人に与えるということをやりはじめたら、きっとお金を儲けるのもかっこいいけど、キレイにお金を使うのもかっこいいな、と思ってくれる人が増えるはず。そういう文化を作っていきたいですね。そしてそれには何十億というお金はいりません。せいぜい数百万とか、数千万でできること。だったら僕もやれるな、と思っています。

石井

ありがとうございました。
石井さんの感想

私はこの8月までカナダに留学していたのですが、カナダに1冊持っていった日本の本というのが、本田さんの『ユダヤ人大富豪の教え』だったんです。でも実は1年以上前に本を購入していたのに、全然読んでいなくて……。飛行機に乗る日の朝に、ふっと思い出して、急いで本棚から漁って持って行ったんです。留学中はその本をきっかけに友達と仲良くなったと言う出会いもあり、この留学は本田さんの本で始まり、終わったと言う感じがあったんですよね。だから今日は、お会いできて本当に光栄でした。

実際にお会いしてみると、本田さんは本当にワクワクされていて、人生を楽しんでいるんだということが伝わってきました。こういう大人がたくさんいたなら、私ももっと違った人生を歩めたのかもしれない、と思ってしまったくらいです。でも私も今、ワクワクしながら新しい仕事をし始めているところなので、自分のやっていることが間違いではないんだという確信することもできました。私自身、大人が変われば子供も変わって、社会が変わっていると思っているので、それを実践されているのはとても素晴らしいと思いました。こういう生き方をしたい、という自分の新たな目標ができた気がします。