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HOW TO親子留学

「留学の夢があるけれど、子どもがいるから踏み出せない」「子どもに海外体験をさせたいけれど、やっぱり心配」そんな悩みを持つ母親たちにオススメなのが親子留学。こちらのページでは、実際に親子留学を経験したママたちに、その魅力についてインタビュー!

親子留学の目的はさまざま!

―まず、皆さんがハワイに親子留学をしようと思ったきっかけを教えてください。

上田

私が留学をしたいと思ったのは、自分の語学のためなんです。将来的に日本語教師として働きたいという希望があったのですが、どうしても英語力が足りなくて。スキルアップのために留学したいと思うようになったんですよね。でもやっぱり子どもを置いて行くのは心配なので、親子留学をすることに。留学先も、子どもと一緒でも安全な場所ということで、ハワイを選びました。

小賀野

私は、ハワイに長く住んでいた事もあり、子供にも海外体験させてあげたいと思ったのがきっかけ。日系人文化が根付く、アメリカの中でも親近感の沸く場所。いきなり「アメリカ文化」に親子で飛び込むよりも楽に溶け込みやすいので、親子留学のファーストステップとしては良い場所だと思います。

渡部

私は、子どもの英語力を伸ばしたかったから。たぶん一番多いのは、子どもに英語力を身につけさせたいというママだと思いますよ。

上田

本当に目的はいろいろですよね。語学にポイントを置いた方もいますし、子どもの異文化体験を目指す方、それからママご自身がゆっくりしたいという方もいます。下は2歳から上は小学校高学年まで、期間も3週間~3カ月とバラバラですね。

―ハワイの良さはどんなところにありますか?

上田

留学の入門としては最適な場所ですよ。今のママ世代なら結婚前から観光で訪れていらっしゃる方も多いと思いますし、日本からの観光客も現地には多いので安心感もあります。それに街自体がコンパクトなので、日本と同じような感覚で動けるんですよね。車がないと子どもをスクールに連れていけないという場所も多いけれど、ハワイはバスや徒歩でスクールに行けるというのも大きなメリットですね。

渡部

それにハワイの人って外見的にも日本人と変わらないじゃないですか。だから変に肩身が狭い思いもしないし、すごく居心地がいいんです。私も娘も色が黒いので、現地の人によく間違われたりしました(笑)

小賀野

確かにそういう良さはありますね。私の娘はハーフなんですけど、ハーフの子って日本にいるとちょっとかわいそうな部分もあるんです。かわいいけれど日本人には見えないし、海外でもアメリカ人には見えない。でもハワイはそういった意味の差別は少ない。ハーフなんて普通なんですよね。それがすごく良かったし、娘本人も楽しそうでした。それからハワイは、懐が深い土地柄。ハワイの人たちは、日本人が「I can’t speak English」と言っても、「それでもいいから話してみて。私も聞き取れるように頑張るから」って言ってくれるんです。それが本土の場合は移民でも英語が話せるのを前提に対応してくるのでもたもたしていると「英語ができるようになったら話して」といわれる場合も多々あります。本土のアメリカ人とは、外国人の言葉に対する姿勢、理解がまるで違うんです。

上田

だからハワイは入門と言えるんですよね。外国に住むというのはこういうことなんだって、ハワイてちょっと練習できるんです。普通、海外では全部英語で話さないといけないし、通じなかったらドキマギしちゃう。でもハワイは多くの言語を話す多種多様な方々が訪れる一大観光都市でもあり、英語を話せない人への理解も深いことから、話せないながらも一生懸命英語を使ううちに、そういうのにも耐えられるような精神力が身に付けられるんです。

親子留学のエージェント利用の問題点

― ハワイでの滞在先やお子さんの学校はどのように選んだのでしょうか?

上田

私は働きながら留学準備をしていたので、エージェントに丸投げしました。ただちょっと不服もありましたよ。エージェントに相談しても「お宅の息子さんは何歳だからココ」「バスで通うならココ」と、ハード面ばかりを見て学校を進めてくるんですよ。息子がどんなタイプの子なのか、語学力はどのくらいとか、そういうのは一切おかまいなし。結果的にいい学校だったので、良かったのですが……。他の方の話しを聞いてみても、やっぱりエージェントとのトラブルは多いようですね。途中で退学したけどお金が戻ってこなかったり、次の学校を探すのにも高いお金をとられたり。いろいろと話は耳に入りますよ。

小賀野

エージェントの何が問題かと言うと、現地でトラブルが起こった時は、もう母親はノーチョイスなんですよね。エージェントに「エクストラチャージがかかります」って言われても、帰るとは言えないから、ひたすら払っていくしかない。自分一人なら我慢できるけど、子どもにかわいそうな思いはさせたくないじゃないですか。そこはちょっと、ずるい商売だなと思いますよ。

渡部

そうそう。子どもがいるのに変な部屋は借りれないですからね。

上田

私、エージェントを通して部屋を借りたら、相場の倍とられたんです! どこで不動産情報を調べればいいのかわからなくて、言われるがまま契約して。後でサイトで調べたり、ママ友に聞いたら、家賃が倍。しかも部屋もひどかったので、現地のコーディネーターに相談したら、「私は学校のコーディネーターなので、部屋のことはわからないわ」って言われて……。もう日本に国際電話かけまくりですよ(笑)結局オーナーとの直接交渉で解決しました。

小賀野

基本的にお母さんのほうも、エージェントで何でもしてくれるって思いこんでいるのも問題なんですよね。海外生活をしているんですから、自分でやるぞ!という気迫も大事。

上田

だからこそ「親子留学★Ohana情報局~Hawaiiへ母子留学」を組織して、経験者だから持っているニッチな情報をシェアしていこうって思ったんですよね。やっぱり行くからには、適正な価格で気持ちよく留学を楽しんでほしいですから。