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HOW TO 留学

英語を習得するためには、現地で生活するのが一番。そう考えて留学を決意したものの、具体的にはどうしたら良い? なんて考えがち。留学のスタートは国と期間を選ぶことから始まります。

語学だけでなくいろいろな目的から留学先と期間を選ぼう

英語圏の国には、アメリカ、カナダ、イギリス、アイルランド、オーストラリア、ニュージーランド、マルタなどがあります。滞在期間は、あなた自身のスタイルや希望次第。数週間の短期留学を志す人もいれば、数年間に渡って長期留学する人まで多種多様です。但し、英語ビギナーの人がしっかり語学力を身につけたいのなら、期間もそれなりに長いものにする必要があります。

滞在期間が長くなればなるほど、留学先には快適さが求められてきます。実際に生活する以上、居心地の悪い場所を選ばないよう、寒冷地が苦手だからどこが良い、スキーをしたいからあそこが良い、音楽に興味があるからここの国…と、自分に合う場所、好きな国を選ぶことが大切です。

滞在中は、いろいろなことを吸収できる機会です。語学以外にも目標やプランを持って出発できると良いですから、焦ってプランを練って、行ってから「実はあっちの方が良かった」と後悔しないよう、まずはじっくり自己分析をし、続いて複数の候補地を、趣味や気候、文化や予算などで比較・吟味してみると良いでしょう。

語学だけでなくいろいろな目的から留学先と期間を選ぼう

単に海外に滞在するだけなら、旅行やホームステイとどう違うのだろう?

語学留学では、外国で生活をするだけでなく、現地の語学学校に通うことになります。 語学学校とは、主に外国人がその国の言語を学ぶ場所。例えばアメリカにある語学学校なら、アメリカ人や英語を母国語とする人ではない人たちが、英語を学ぶために通います。日本人だけとは限りませんが、世界中から英語ビギナーが入学すると考えてください。そのため基礎の基礎から学ぶことが可能です。

大半の語学学校は、16〜19歳以上であれば、よほどの問題がない限り、誰でも入学することができます。入門、中級、上級というように予め身についている語学力によってクラスが別れますから、そのためのテストを実施する場合はありますが、特に入試のようなものは行われません。

留学を成功させるためには綿密な準備が大切

留学には様々な手続きが発生します。語学留学の場合は、滞在期間にかかわらず、数ヶ月から半年程度の“準備期間”を想定しておくことがベター。その間にしておくべきことは、下記の通りです。

1. 自己分析
2. 目標・プラン決定
3. 情報収集
4. 国・都市を決定する
5. 資料請求・語学学校選び
6. 入学手続き
7. 渡航準備

念頭に置くべきは、現地との時差や文化の違い。想像以上に連絡が滞る場合もありますし、国によりビザ取得に掛かる日数も異なります。余裕を持った行動をするに越したことはありません。

学校選びは慎重に

滞在国選びも重要ですが、留学の要となるのはやはり語学学校の存在です。目的地が決まるとつい気を抜いてしまいがちですが、大学がそうであるように、現地の語学学校にも公立や私立、大学付属など様々な形態があります。

学校によって変わるのは、授業の内容や金額だけではありません。実施されているコースが大きく異なります。少ないところでも3つ、多いところでは10種類以上用意されており、入門コース自体が無かったり、ビジネスクラスに特化していたり、学校によって特徴付けがされています。

前述の通り、テストが無いため学校自体は自由に選べるのですが、選択にはかなり気を遣うことになるでしょう。また、学校によって入学日が定められていますから、語学力や目的だけでなく、期間のことも考えて学校を選びましょう。